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大人の矯正治療
矯正治療に年齢制限はなく、大人になってからでも遅くはありません。歯や歯ぐきなどの健康状態に問題がなければ、何歳からでも治療を始めることができます。
永久歯が生えそろった、16〜18歳以降の矯正治療を成人矯正と言いますが、ブラケットとワイヤーを用いる方法が一般的です。最近では白いブラケットやワイヤーがあるので、目立たなく治療ができます。また、歯の内側にブラケットをつける舌側矯正では、外からは見えずに矯正治療を進めることができます。
ただし、大人の場合は顎関節や歯周病に対する十分な処置、配慮が一層必要となります。
大人の矯正治療のメリット
見た目の印象が良くなる
歯並びが整い、見た目がきれいになるので審美的な満足が得られます。横顔や口元がすっきりするので若々しく見え、健康的で清潔感のある素敵な笑顔になることができます。
口腔内を清潔に保つことができる
歯磨きがしやすくなり、口腔内を清潔、健康に保つことができます。虫歯や歯周病になりにくくなり、結果的に歯の寿命が長くなります。また、将来的な口臭を予防することにもなります。
全身の健康状態が良くなる
噛み合わせが安定することにより頭頚部の筋肉の緊張が和らぎ、顎関節症や肩こり、頭痛などの症状が改善することがあります。
デメリット
子どものように顎骨の成長発育を利用した治療ができないので、抜歯するケースが多くなります。小児矯正の「Ⅰ期治療」から始めている場合、抜歯の頻度も減少し大人の「Ⅱ期治療」へスムーズに移行することができます。
また、子どもに比較して顎骨や歯ぐきの新陳代謝が低いので、歯の移動が遅いことがあげられます。
矯正治療終了後歯ぐきが下がり、歯と歯の間に三角形の隙間ができるブラックトライアングルができることがありますが、歯の健康には問題はありません。